猫の健康
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猫の特発性膀胱炎・天ちゃんの記録①

tenmun
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我が家の愛猫・天ちゃんは特発性膀胱炎を患ったことがあります。

結果的に約1か月かけて良くなっていったのですが、ネットで調べても、回復に数週間かかるような子の例があまり見つからなくて、どれぐらいで治るのか見当もつかずとても不安でした。

膀胱炎になりやすい猫ちゃんがいるみたいで、うちの天ちゃんもそういうタイプかもしれないので、これからも寒い時期は気を付けるように獣医さんに言われています。

これからの予防のために備忘録も兼ねて記録しておきたいと思います。

  

猫の特発性膀胱炎とは?

そもそも特発性膀胱炎とは何なのかというと、検査をしても結石や細菌感染がなく、原因がはっきりわからない膀胱炎のことを特発性膀胱炎と言うそうです。

若い猫に多いみたいです。

  

特発性膀胱炎の始まり?トイレの違和感

お正月が終わって3学期が始まったころ、猫トイレの入り口におしっこが数滴垂れているのを発見。

少し疑問に思いながらも、ごく少量だったのであまり気に留めていませんでした。

今思えば、この時に膀胱炎を発症していたのだと思います。

数日経って、やはりトイレの入り口におしっこが数滴垂れていることがあり、おかしいと思って飼い猫二匹の様子を見ていると、天ちゃんのトイレの回数がいつもより多く、おしっこが出ている音があまりしないことに気付きました。

これはおかしいと思ってすぐに病院へ。

  

天ちゃんを連れて病院へ

かかりつけの病院に行って尿検査とエコーをとってもらいました。

結果、細菌や結石(ストルバイト)などは問題なかったのですが、膀胱内が炎症を起こしていて赤血球の値が高かったです。

特発性膀胱炎だろうということでした。

  

猫の特発性膀胱炎の原因は?

特発性膀胱炎の原因は寒くなって摂水量が減ることや、ストレスなどがあるそうです。

先生に「最近環境の変化はあったか」と聞かれましたが、2匹目の猫であるむんちゃんを迎えたのは半年前ですし、特に環境の変化でストレスになるようなことは見当たりませんでした。

先生と話して、「膀胱炎になりやすい体質の子がいるので、天ちゃんも生まれつきそういう体質かもしれない」ということも言われました。

こういう子はいったん治っても、冬になるとまた膀胱炎になったりするそうです。

  

あまりお水を飲まない子はウェットフードも取り入れて

摂水量が減るという点ですが、天ちゃんはお水をよく飲む子なのでそれも原因としてはどうかな?という感じでした。

摂水量の減る寒い時期は、ウェットフードで食事から水分を取れるようにすることも大事だそうです。

あまりお水を飲まない子は、普段から意識してウェットフードを取り入れた方が良さそうです。

 

猫はおしっこが一日出ないと命が危ない

とりあえずその日は、炎症を抑える薬と、念のため抗生剤を出してもらいました。

それで症状が良くなるか様子を見てください、という事でした。

でも、おしっこが一日でないと命に関わるそうで、おしっこが全然出ないようならすぐに病院に来るように言われました。

 

病院に行った後の様子

知り合いの猫ちゃんも膀胱炎になったことがあるらしく、薬を飲んだらすぐに治ったそうです。

天ちゃんもお薬を出してもらって、これで治るだろうと少し安心していました。

ですが、ここからが大変でした。

  

おしっこが少しずつしか出ない・血尿も

薬を飲んでも症状が劇的に改善することはなく、トイレに何度も何度も行く天ちゃん。

トイレに行くたびにトイレシートを確認しておしっこが出ているか確かめました。(2匹いるので、なかなか大変な作業でした。)

でもやっぱり少しずつしかおしっこが出ていなくて、辛そうに鳴く天ちゃんがかわいそうでかわいそうで。

一日中何度もトイレに行き、夜中も何度もトイレに行くので、かわいそうで私も眠れず、しかもトイレ以外のいろんなところでおしっこを少しずつするようになってしまいました。

やはり膀胱内で出血があるのか、血尿も見られました。

薬を飲んでも治らない状況に不安が募ります。

 

特発性膀胱炎の症状

いろんなところでおしっこをするのも特発性膀胱炎の症状の一つだそうです。

この時は、天ちゃんがおしっこをしたところを拭いて回って、ペットシーツをいろんなところに置いて、本当に大変でした。

布団やソファーにもするので、天ちゃんのケアと洗濯掃除に追われていました。

何度コインランドリーに走ったかわかりません。

  

数日後また病院へ

おしっこはちょっとずつ出ているものの、多頭飼いなので天ちゃんのおしっこの量をしっかり把握するのが難しく、、血尿も出ているので再び病院へ。

診てもらったところ、膀胱内におしっこが結構溜まっているということ。

カテーテルでおしっこを抜いてもらうことになってしまいました。

まさかそんなことになるとは思っておらず、不安で天ちゃんがかわいそうで。

でも、がんばってしっかりおしっこを抜いてもらい、幾分楽になったように見えました。

出してもらったおしっこを見せてもらいましたが、この量が溜まってたらそりゃ辛いよね、と思う程の量がありびっくり。

この時は寝ている間におしっこが出ていることが多く、天ちゃんが寝るとペットシーツを下に入れ込んでいました。おしっこが溜まりすぎて自然にちょっとずつ排出されていたんでしょうね。

 

薬が効かないので食事療法へ

おしっこを抜いた後に今後の治療方針についてお話してもらいました。

検査の数値が前回と比べてあまり変わっておらず、薬で改善しないし尿道が詰まっているわけでもない、となると食事を改善する必要があるかも、ということでした。

ロイヤルカナンの下部尿路疾患の療法食のサンプルを数日分頂き、これを食べさせてみて、問題なく食べるようならこのご飯に変えてください、ということでした。

特発性膀胱炎はどれくらいで治るのか

この時点で薬が効かなくて、治る気配が全くなくて、出口が見えなくてすごく不安でした。

ご飯で治るの?という気持ちもあり、ご飯でも改善されなかったらどうしよう、と不安でいっぱいでした。

特発性膀胱炎は決定的な治療薬がないそうです。

調べると「自然に治ることもある」とか、割と早く良くなるような話ばかりで、天ちゃんのようにおしっこが出ない子の話が本当に出てこなくて。

ご飯で治ることを祈るばかりでした。

 

長くなったのでいったんここで区切ります。

続きはこちら
猫の特発性膀胱炎②・療法食開始
猫の特発性膀胱炎②・療法食開始

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