猫の特発性膀胱炎②・療法食開始
特発性膀胱炎を患った天ちゃんの記録です。
こちら↓の続きになっていますので、最初にこちらを読んでいただければ幸いです。
特発性膀胱炎・療法食を開始
ご飯を変えましょうということになり、病院からサンプルを頂いたのはロイヤルカナンのユリナリーシリーズ。
下部尿路疾患の猫用療法食です。
療法食は素人判断で与えるものではありません。必ず獣医師の指示を仰ぐようにしてください。
基本のユリナリーS/Oは通常タイプとカロリー低めのライトとの2種類があります。
『香りに食欲を刺激される猫のために』というオルファクトリーも通常タイプとライトタイプの2種類あります。
この4種類のサンプルを頂いたので順番に食べさせてみることに。
結果、全部おいしそうに食べてくれたので助かりました。
食べてくれることがわかったのですぐにユリナリー S/O オルファクトリーを注文。
これで良くなることを願います。
これまでずっと食べていたニュートロのご飯がまだたくさん残っていたので、無駄になってしまうことが残念でしたが仕方ありません。
療法食の効果
藁にも縋る思いで療法食をはじめました。
半年以上前のことではっきり覚えていないので大体ですが。
記憶ではご飯を変えてたしか3日くらいから効果を感じた気がします。遅くとも一週間以内にはおしっこの量が増え始めました。
そして日を追うごとにトイレの回数が減り、粗相も減っていき、一週間過ぎると症状はかなり回復したと記憶しています。
療法食とはいえ、フードにここまで効果があるなんて知らなかったのでびっくりしました。
食事って大事なんだな、と痛感。
もう普通におしっこが出来ないんじゃないかと思うくらいチョロチョロしか出なかったのが、しっかりおしっこの音が聞こえるようになったときは本当に嬉しかったです。
再び検査へ
療法食を始めてから順調に回復していたので、療法食を食べ始めて3週間くらいたってからまた検査をしてもらいました。
残念なことに、赤血球の数値はすごく良くなったというわけではなかったですが、回復の傾向がみられることと、症状が改善されていることで、このまま療法食を続けていけば良くなるだろうという事でした。
次の検査は三ヶ月後になりました。ほっと一安心。
膀胱炎の症状が出始めてから改善するのに、だいたい一か月弱かかったと思います。
天ちゃんよく頑張りました。とてもつらかったと思います。
もう二度とこんなつらい思いをさせたくありません。
最後の検査
その後ご飯も飽きることなく食べてくれて、順調におしっこも出ていて粗相もなくなりました!
こんなに治らないと思っていなかったので、大変でしたが治ってよかった。
三ヶ月後の検査も正常な数値に戻りました。本当に良かったです。
油断できない特発性膀胱炎・冬の再発
膀胱炎が良くなってとてもうれしいですが、また寒い季節になったら繰り返すかもしれないので油断できません。
これから、膀胱炎が回復してからはじめての冬を迎えるので、油断せずに健康管理をしなければならないな、と思います。
昨年は新入り子猫が来て、半年かけてストレスをためていたのかもしれませんし、天ちゃん大好きなむんちゃんがずっとついてくることがストレスだったのかなぁ?
とにかく原因ははっきりしないので、天ちゃんがストレスなく過ごせるように気を付けなければいけないなと思います。
食事からも水分を摂るように意識
お水をよく飲むからと安心せずに、食事からも水分を取れるように意識するようになりました。
療法食が体に合っているようで続けるように医師から言われているので、療法食はずっと継続しています。
時々療法食にウェットフードをトッピングして、涼しくなってきてからはたまにぬるま湯もプラスしてあげています。
バリエーションが増えて天ちゃんも喜ぶのでいい感じ。
これからも猫たちの健康管理に気を付けて、病気のサインを見逃さないように気を付けて生活していきたいと思います。